
退職勧告されたコンサル「会社を辞めるようにすすめられたんだけど、これって退職勧告 ? なんで ? これから何が起きるの ? 自分がこれから具体的にすべきことが知りたい。」
この疑問に答えていきます。
- コンサルで退職勧告はあるか
- コンサルで退職勧告される理由
- コンサルで退職勧告された後にすべきこと
本記事の信頼性
この記事を書いている人(=SAPFI)は
- 外資系コンサルティングファーム4年勤務、SAPコンサル歴2年
- 転職経験2回
この記事の目次は以下の通りです。
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1. コンサルで退職勧告はあるか
コンサルで退職勧告はあります。
なぜなら、採用が完璧でない以上、数人は「働く意欲が低い」「会社を利用だけする目的」の人も入社するからです。
具体的には、起業するための資金を集めるためだけに入社したので、本業とは関係ない自分の仕事だけをする社員は退職勧告されます。
2. コンサルで退職勧告される理由
コンサルで退職勧告される理由は以下の通りです。
- 会社に損失を与えたから
- 会社の利益に貢献しなかった
←具体的に、会社の資料を用いて非公式に商売をした場合、クライアントの情報を漏洩させた場合などがあります。
←具体的に、役職に見合う成果が出なかった場合、資料を時間内に必要な品質で作れなかった場合などがあります。
なぜなら、社員が大きな損を出したり利益に貢献しなければ雇うことが難しからです。
具体的には、会議中に寝るなどの注意しても治らない「わるいクセ」を持っている人を、いつまでも雇っていることは出来ません。
昔の様な「up or out(昇進できなければ会社を去れ)」の文化から、「up or elsewhere(昇進できなければ部署を異動してね)」の文化に変わったとはいえ、基本的な姿勢ができないと退職勧告を受けます。
3. コンサルで退職勧告された後にすべきこと
コンサルで退職勧告された後にすべきことは以下の通りです。
それぞれ解説します。
3-1. コンサルで退職勧告された後にすべきこと①:退職に応じるか考える
コンサルで退職勧告された後にすべきこと①として、退職に応じるかどうかを考えましょう。
退職勧告を受けた時点では、「退職します」とは伝えない様に気を付けましょう。
理由は以下の通りです。
- 退職勧告に従うことは任意であり、強制力がないから
- 「いつまでに退職しなければいけない」と言う期限はないから
退職勧告されたときは「考えさせてください」と返事をして、家族などの信頼できる人にも相談しながら考えましょう。
注意
- 退職金(示談金)がいくらもらえるかなどは、この時点では聞かないようにしましょう。会社側から「退職の意思がある」と判断されるからです。
- 最初から「〇〇万円支払うから、退職を考えてみないか」と言われた場合も、最初は「考えさせてください」と伝えましょう。
そんな方は、以下の関連記事も是非ご覧いただき、「今のままで本当にいいのか」を信頼できる方と話し合って考えることをおすすめします。

【解決済】「コンサルついていけない…」3つの理由と解決方法
「コンサルついていけない…」と感じている方向け。本記事では「コンサルついていけない…」と感じる理由と、3つの解決方法を解説しました。
1.重要人物に気に入られること、2.一つの分野に圧倒的に詳しくなること、3.資格の勉強は一つ一つ進めるの3つです。「コンサルついていけない…」と感じる方は、是非記事をご覧ください。
3-2. コンサルで退職勧告された後にすべきこと②:転職エージェントに登録する
コンサルで退職勧告された後にすべきこと②として、転職エージェントに登録しましょう
なぜなら、コンサルの転職はよくあることで、主に以下の理由で転職していくからです。
- 給料を上げるため
- 自分がやりたい仕事をするため
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転職先としては、以下が人気です。
- 大手のコンサルティング企業から、中小企業のコンサルティング企業へ移る : 転職の難易度はそこまで高くなく、同じ業務でも給料アップが見込めます。
- ベンチャーへ転職 : 若手幹部候補募集などの求人も多く、軌道に乗せられれば大きく給料を伸ばせる可能性もあります。
- 異業種へ転職 : 公務員になる、事業会社に入る、0からエンジニアを目指すなど年齢や興味に応じて様々な選択肢があります。
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3-3. コンサルで退職勧告された後にすべきこと③:転職活動をし、転職先を決定する
コンサルで退職勧告された後にすべきこと③として、転職活動をし、転職先を決定しましょう。
転職活動では、退職勧告をされたことを伝える必要はありません。
なぜなら、退職勧告されたことをきっかけに自分が考えた部分のみを動機として伝えれば十分だからです。
具体的には、退職勧告とは関係ない以下のような動機のみを伝えれば十分です。
- 自分がやりたい業務が出来るから
- 中規模、小規模のプロジェクトで、自分の仕事の成果が実感しやすく、成長できる企業で働きたいと考えたから
3-4. コンサルで退職勧告された後にすべきこと④:退職金(示談金)がいくらもらえるか確認する、退職に応じるかを伝える
コンサルで退職勧告された後にすべきこと④として、転職先が決まっているなら「退職する」と伝える前に、退職金(示談金)がいくらもらえるか確認しましょう。
なぜなら、退職金(示談金)も、退職するかを考えるための重要な要素だからです。
具体的には、新卒2年目の外資系コンサルでも数百万円もらって退職した社員がいました。
数百万もらえることを確認出来れば、退職を決めてもいい金額だと思いますので、「退職する」と伝えましょう。
もしいきたい転職先が見つからない場合には、「退職しない」と会社に伝えて、転職活動を続けながら残りましょう。
なぜなら、大手のコンサルファームは「不当解雇」しないように気をつけており、一方的に会社員を解雇することが難しいからです。
具体的に、条件のいい会社に転職できるスキルが身に付いたり、いい求人を見つけることが出来たら「退職する」と伝えましょう。
3-5.コンサルで退職勧告された後にすべきこと⑤: 退職金(示談金)を受け取り、退職する
最後に退職金(示談金)の振り込みをうけて、退職勧告に応じて退職しましょう。
示談金とは別に、働いた年数に応じて正規の退職金も受け取ることが出来るので、いくら振り込まれるか社内ポータルで確認しましょう。
4. コンサルの退職勧告のまとめ
本記事のまとめは以下の通りです。
- コンサルで退職勧告はある
- コンサルで退職勧告される理由は、損失を与えたか利益に貢献しなかったから
- コンサルで退職勧告されたときは「すこし考えさせてください」が正解。いつ退職金がいくらもらえるか、いつまでに退職かなどは絶対に聞いてはいけない。
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