
コンサルに転職して失敗したくない人「コンサルに転職して失敗する人の特徴が知りたい。もし自分が失敗する人の特徴に当てはまっているなら、、、コンサルに転職するのは見送るかもしれない。今はコンサルに転職する直前だから、まだ引き返せるなら他の選択肢も知りたいな。」
この疑問に答えていきます。
- コンサルに転職して失敗する人の特徴10選
- コンサル転職する以外の選択肢
本記事の信頼性
この記事を書いている人(=SAPFI)は
- 外資系コンサルティングファーム4年勤務
- SAPコンサルタント歴2年
- 経験プロジェクト数5つ
- 転職経験2回
私が実際に外資系コンサル企業で4年間働いた期間に見かけた中途入社の方やその方の「その後のキャリア」まで確認した経験から、外資系のITコンサルに転職して失敗する人の特徴10選を解説します。
この記事の目次は以下の通りです。
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1. コンサルに転職して失敗する人の特徴10選
コンサルに転職して失敗する人はかなり多いです。
具体的には、コンサルに転職する全体のうち3割は3年以内に退職します。 ( 実際に働く社員の入社年月日と照らし合わせて統計を取った結果です。)
中途で転職して退職 ≒ 失敗を避けるためにも、転職する前に確認すべき「コンサルに転職して失敗する人の特徴10選」を以下の順に解説します。
コンサルに転職して失敗しそうか大丈夫そうかのチェックリストとしても活用して頂ければと思います。
1-1. コンサルに転職して失敗する人の特徴①:サービス業に向いていない性格
コンサルに転職して失敗する人の特徴①として、サービス業に向いていない性格があります。
なぜなら、コンサルティング企業はクライアントや上司との良好な関係を築くことが最重要だからです。
具体的には、自分はやれと言われたことだけをやっていればいい、スキルさえあれば問題ない、と考えて重要人物に接待が出来ない人は不遇な扱いを受けて働きにくくなり退職します。
1-2. コンサルに転職して失敗する人の特徴②:上司とミスマッチになりやすい性格
コンサルに転職して失敗する人の特徴②として、上司とミスマッチになりやすい性格があります。
なぜなら、上司や自分のキャリアアドバイザーと親密になれないと昇進できないからです。
具体的には、上司の仕事のスケジュールを配慮した動き方や、白々しいと思われないように上司をおだてたり、上司を尊重する振る舞いが出来ないと昇進できずに退職します。
1-3. コンサルに転職して失敗する人の特徴③:雰囲気で仕事を選んでいる
コンサルに転職して失敗する人の特徴③として、雰囲気で仕事を選んでいることがあります。
なぜなら、実際に自分がどういう仕事をするのか、自分のスキルで対応できるかを判断したうえで仕事を選べなければ成果を出せないからです。
具体的には、クライアントの名前やプロジェクトの概要だけで判断して入った結果、実はビジネス英語が必須なグローバルなプロジェクトで自分では対応しきれずに不遇な扱いを受けて退職します。
1-4. コンサルに転職して失敗する人の特徴④:やりたい仕事のために昇進しにくい部署に異動する
コンサルに転職して失敗する人の特徴④として、やりたい仕事のために昇進しにくい部署に異動することがあります。
なぜなら、自分がやりたいと考える部署での仕事はお金にならない = プロジェクトが無いことが多く、成果を出しにくいからです。
具体的には、データサイエンスや人工知能などの領域の仕事がやりたいとしても、実際にはその部署は社内での立場が弱いので仕事が無く成果も出せず不遇な扱いを受けて退職します。
1-5. コンサルに転職して失敗する人の特徴⑤:下積み業務に耐えられない
コンサルに転職して失敗する人の特徴⑤として、下積み業務に耐えられないことがあります。
なぜなら、コンサルに転職して2, 3年は戦略策定などの上流の業務には携われず、転職前に聞いていたイメージとの差に耐えられないと感じるからです。
具体的には、議事録を取ったり、パワポの資料を上司の方針に沿って作成しているのみで自分の考えを活かせることが全くないので「自分はこれをするために入社したのではない」と感じる人は多いです。
入社して4, 5年経過して昇進できていれば方針を作る側の人間になることは可能ですが、「確実に昇進できる」保証はないことと、「長い下積み期間が勿体ない」と感じる方は退職します。
1-6. コンサルに転職して失敗する人の特徴⑥:自信があり過ぎる
コンサルに転職して失敗する人の特徴⑥として、自信がありすぎることがあります。
なぜなら、コンサルに転職してくるということは前の会社ではエース級の扱いを受けていたり、高い学歴を持っている方が多いからです。
具体的には、前職で法人営業でトップセールスであった人などであっても、仕事の内容や文化の違いに対応しきれず、これまで自分が成果を出していたというプライドもあり、最低評価などを受け入れられずに退職します。
1-7. コンサルに転職して失敗する人の特徴⑦:単純に打たれ弱い
コンサルに転職して失敗する人の特徴⑦として、単純に打たれ弱いことがあります。
なぜなら、コンサル企業には「レビュー」と言われる作業工程があり、自分が作成したパワポの資料などを上司に細かくダメだしされるからです。
具体的には、パワポの資料を作る際の枠の形や色、フォントやアラインなども細かく指摘されて、何度もレビューを繰り返すうちに人格否定されているように錯覚して退職します。
1-8. コンサルに転職して失敗する人の特徴⑧:今後のキャリアが明確過ぎる(コンサル以外)
コンサルに転職して失敗する人の特徴⑧として、コンサル以外の今後のキャリアが明確すぎることがあります。
なぜなら、コンサル以外でやりたいこと、キャリアが明確にある人はコンサルの仕事は自分のキャリアアップにつながらないと考えるからです。
具体的には、投資プランナーや人材紹介ビジネスに挑戦したいと考えている人は、コンサルでの仕事に転職して人脈を作り2年程度で退職したりします。
1-9. コンサルに転職して失敗する人の特徴⑨:コンサル転職理由が「給与アップ」のためだけ
コンサルに転職して失敗する人の特徴⑨として、コンサル転職理由が「給料アップ」のためだけと言うことがあります。
なぜなら、コンサルに転職すると額面上の給料は上がりますが、サービス残業代金が含まれた上での年収であることが多いので時給は下がるからです。
具体的には、クライアントやプロジェクトでの上司にもよりますが、実際に残業した時間から毎月30時間ほどはサービス残業扱いとなることを知らずに転職してしまい「割に合わない」と考えて退職します。
» コンサルで残業代が出ない2つの理由 | SAP転職で、コンサルタントの残業代が出ない出にくいクライアントや上司のパターンについて解説しましたので記事を是非ご覧ください。
1-10. コンサルに転職して失敗する人の特徴⑩:長時間労働に耐えられない
コンサルに転職して失敗する人の特徴⑩として、長時間労働に耐えられないことがあります。
なぜなら、コンサルとして働く以上は残業代無しで長時間働くことは働き方改革の昨今でも残っているからです。 ( マネージャー以上の社員がその働き方なので強制的に全員そうなります。 )
具体的には、3か月に一回3徹 ( 3日連続で徹夜 ) 程度の働き方が体力的にも厳しい方は、退職します。
以上、コンサルに転職して失敗する人の特徴10選でした。
とはいえ、
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2. コンサル転職して失敗するのを避けるための選択肢
コンサルに転職して失敗する人の特徴に当てはまっていたり、「コンサルは違うかも」と思われた方向けに、コンサルに転職する以外の選択肢を解説します。
- プログラミングスクールでIT系のスキルを身に付ける
- 一旦お休みする
2-1. プログラミングスクールでIT系のスキルを身に付ける
「コンサルに転職して失敗しそうだ」と判断された方におすすめなのが、プログラマーとして手に職つけるということです。
なぜなら、コンサルのスキルは応用が利きませんが、プログラミングのスキルは一度身に付けてしまえばその後の人生、あらゆる転職の場面で有利になるからです。
実際、IT業界は以下の図の通り、業界規模が右肩上がりに上がっているので、今のうちにスキルを身に付けておけば30代、40代と年齢を重ねても高い年収で働けるでしょう。
IT業界の過去6年間の業界規模の推移
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2-2. 一旦お休みする
「コンサルに転職して失敗しそう」と判断された方におすすめなのが、一旦お休みするということです。
なぜなら、外資系の会社は社員が会社を辞めまくることが普通なので、一度今の会社を辞めてゆっくりして勉強してから転職することも容認されているからです。
具体的に、「貯金が少なめだから今すぐ退職は厳しい」「職場を辞めるのは立場上難しい」と言う方でも数万円払えばだれでもすぐに退職&その後の社会保障の受給までサポートしてくれる退職代行を使うことですぐにお休みすることができます。
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3. コンサルに転職して失敗のまとめ
本記事のまとめは以下の通りです。
- コンサルに転職して失敗する人の特徴で最も多い人はサービス業が向いていないこと
- コンサルに転職して失敗しそうだなと感じた方はプログラミングスクールか退職代行がおすすめ
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「SAPを使って転職したい。SAP系でおすすめの転職エージェントを教えて欲しい。あと、転職に失敗しないコツとかも知っておきたいな。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容:1.SAPでの転職に強い転職エージェント3選/2.SAP業界への転職前に知っておくべき事【2年はコミットすべき】/3.まずは行動 → 動きつつ考えるのススメ
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