
転職エージェントについて知りたい人「転職エージェントのメリットを知りたい。いい面だけじゃなくて、デメリットや注意すべき点なども知りたい。」
この疑問に答えていきます。
本記事の信頼性
この記事を書いている人(=SAPFI)は
- 転職経験2回
- 転職エージェントの利用経験10社以上
- 外資系コンサルティングファーム4年勤務
- 転職エージェントのメリット
- 転職エージェントのデメリットや注意点
- 選び方が大事です
今回はそんな私が転職エージェントについてのメリットやデメリット、選ぶ時の注意点を解説します。
転職エージェントのメリット7つ
転職エージェントのメリットは以下7つです。
それでは順に説明していきます。
メリット1:初心者に厳しすぎる「転職のための必須作業」を代行してもらえる
転職エージェントのメリット①は、初心者が働きながらやるには厳しすぎる「転職のための必須作業」を代行してもらえることです。
具体的に、「自力で転職する」場合に必ず行う以下の作業は、転職エージェントが全て代行。
- 「企業へあなたを推薦する推薦状」を業界の関係者に書いてもらう
- 最新の業界事情、企業情報の調査
- 職務経歴書などの書類と面接内容について、プロの目線からフィードバックを受ける
- 志望企業との面接日程の調整
- 企業との年収などの条件交渉
実際、転職の初心者が転職エージェントを使わずコネが無い企業へ直接応募しても、企業側は「素性の知れない人」ととらえるため、書類や面接の通過率がかなり下がります。
メリット2:「無料」で転職支援してもらえる
転職エージェントのメリット②は、「無料」で転職支援してもらえることです。
なぜなら、転職して一定期間過ぎると、転職エージェントは企業から「あなたの転職先での年収の30% ~ 40%ほどの紹介料」を受け取れるからです。
具体的に、あなたが年収700万円で転職して「1年以上働いた場合」には、転職エージェントが企業から受け取る紹介料は210万~280万ほど。
メリット3:10,000社以上の「優良企業」から選べる
転職エージェントのメリット③は、10,000社以上の「優良企業」から転職先を選べます。
なぜなら、転職エージェント経由で転職できる企業は、転職エージェントに高い紹介料を支払うことができる企業に限られるからです。
具体的に、大手の転職エージェントの一つ「マイナビIT」から転職できる「資金に余裕がある優良IT企業」は、以下の通り10,000社以上。
マイナビITのIT・システムコンサルタントの求人数:13,497
リクルートエージェントのIT・システムコンサルタントの求人数:7,901
とはいえ、「転職エージェントの紹介以外で入社できる優良企業もあるのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。
これに関しては、コネ採用オンリーの企業でない限り「転職エージェントに紹介料を支払えない企業」が優良企業であるとは言いにくいです。
なぜなら、転職エージェントを使わない企業は「資金的な余裕がない」ので、格安or無料で求人を出せる「転職サイト」や「ハローワーク」を使わざるを得ないことが多いからです。
具体的に、転職エージェントを使わずにハローワークなどを通じて求人を出す企業は、以下の通り高い離職率の業界。
- 不動産営業
- 飲食
- 小売
- 旅行
- 介護
メリット4:希望の条件と合わなければ「変更」できる
転職エージェントのメリット④は、希望の条件と合わなければ「変更」できるということです。
理由は下記の通り。
- 転職エージェントは複数社使いつつ、最も相性がいい会社を選べる
- 転職エージェントの一つの企業内でも、相性のいいエージェントに変えてもらえる
- 紹介される求人の「ここが嫌だ」と伝えれば、それに合わせて提案内容を変えてもらえる
具体的に、「ホワイト企業」ではない提案を変更してもらったり、そもそも担当者や転職エージェントの企業を変えて転職活動を進めることができます。
メリット5:「一般の転職者に秘密のポジション」に応募できる
転職エージェントのメリット⑤は、「一般の転職者に秘密のポジション」に応募できることです。
なぜなら、企業は事業戦略が競合他社にバレないように、転職エージェントのみに直接伝える「非公開求人」を出しているからです。
具体的に、新商品のマーケティング戦略立案や未発表の合併のための業務コンサルタントの求人など、極秘の求人にもスキルが合えば応募可能。
メリット6:「あなたのポテンシャル」が活かせる求人を提案してもらえる
転職エージェントのメリット⑥は、「あなたのポテンシャル」が活かせる求人を提案してもらえることです。
なぜなら、転職実績の豊富なプロはキャリアの選択肢に詳しいですし、最新の求人含めて「あなたの経歴とマッチする求人」をおすすめしてくれるからです。
具体的に、ITエンジニアの方で、まず候補に入る「プログラマー職」以外にも、最新の「データサイエンティスト」などの職業に転職成功した実例があります。
評判・体験談に関しては» こちらで解説していますので、記事を是非ご覧ください。
メリット7:「志望企業」に特化した転職対策ができる
転職エージェントのメリット⑦は、「志望企業」に特化した転職対策ができることです。
なぜなら、大手の転職エージェントであれば、あなたの「志望企業」に転職成功した人の職務経歴・選考の対策のデータをほぼ確実に持っているからです。
具体的に、一部上場企業や大手の人気企業への転職を希望している場合には、過去の転職実績を活用した対策が受けられます。
転職エージェントのデメリット3つ
転職エージェントのデメリットは以下3つです。
デメリット1:確実に転職できる訳では無い
転職エージェントのデメリット①は、確実に転職できる訳では無いということです。
なぜなら、実際に転職活動をするのはあなたで、転職エージェントはそのためのサポートまでしかすることができないからです。
具体的に、転職の面接の本番で、たまたま練習通りに話せないというケースも起こらないとは言い切れません。
そのため、エージェントの提案する企業から転職先を選べば失敗する確率はかなり低いと言えます。
デメリット2:すべての希望が完璧に叶う転職ができる訳では無い
転職エージェントのデメリット②は、すべての希望が完璧に叶う転職ができるわけでは無いということです。
なぜなら、転職は「すべてを解決してくれる魔法」ではなく、基本的には「自分が最も優先したい条件」を残し、それ以外の条件をあきらめてするものだからです。
具体的には、以下の条件全てが叶う転職先は、残念ながら存在しません。
- 大企業
- 給料が高い
- 勤務地は東京で出張無し
- ワークライフバランスがいい
- やりたい仕事が出来る
デメリット3:「ただ転職させるだけ」のハズレ転職エージェントもある
転職エージェントのデメリット③は、「ただ転職させるだけ」のハズレ転職エージェントもあることです。
なぜなら、転職エージェントは「転職しないと稼げない」ため、「キャリアアップなど考えずとにかく転職させようとする」企業も存在するからです。
まとめますと、転職エージェントは選び方が非常に重要です。
失敗しないために転職エージェントは選び方に注意が必要
転職エージェントにはハズレもありますので、注意が必要です。
ただし、これから紹介する基準で選べば失敗することはありません。
失敗しないために転職エージェントを選ぶ基準をは以下です。
- 提案の幅:あなたの経歴を踏まえて、知らなかった「選択肢」を提示してくれるエージェントか
- 専門性:あなたが働きたい「職種」に特化した求人が豊富にあるか
- キャリアップ:同じ役職での転職だけではなく、「キャリアアップ」できる転職を進めてくれる転職エージェントか
この基準で「IT業界での転職」をする時に私が厳選して使う転職エージェントは、以下の3つです。
- » 転職のマイナビ IT エージェント|IT業界で働く若手社員の転職満足度No.1:IT業界でキャリアチェンジしたい20代~30代向け。(» マイナビITの評判・口コミはこちら)
- » 転職のリクルートエージェント|転職成功実績No.1:ネームバリューのあるIT企業に転職したい方向け。(» リクルートエージェントの評判・口コミはこちら)
- » 転職エージェントのDODA | 転職活動の疑問に応える充実のコンテンツでサポート:多くの勤務地から転職先を選びたい方向け。
選び方の詳細や、これらの転職エージェントを厳選した理由は下記記事をご覧ください。
» IT業界で働く若手社員におすすめの転職エージェント3選
ITコンサルタントとしての転職(キャリアアップ)を目指す方は、以下のおすすめの転職エージェントの比較記事を是非ご覧ください。
ITコンサルタントにおすすめの転職エージェント3選
個人的に最もおすすめなのはマイナビITです
理由は以下の通り。
- IT業界で職種を「文系 ⇔ 理系」と変える転職がしやすい
- かっちりしている・しつこくない
- 長期的にキャリアアップの相談ができる
詳細を確認する方は下記の公式サイトと、評判についてまとめた記事を是非ご覧ください。
年齢を重ねるほど、実績・スキル問わず転職の難易度が急激に上がります。
今日が一番若い日です!
何もせずに可能性を知らないで後悔するより、まずやって知る事が大事。
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