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【体験談】SAP認定コンサルタント資格とは?独学方法を解説

2020/04/19


【体験談】SAP認定コンサルタント資格とは?独学方法を解説


SAPコンサルタント

SAPコンサルタント「SAP認定コンサルタント資格を取りたいけど、どういう資格があるのか、どうやって独学するのかが知りたい。ついでに、SAP以外のおすすめの資格も知りたい。」


この疑問に答えていきます。


本記事の内容


  • SAP認定コンサルタント資格概要
  • 難易度
  • 独学方法
  • SAPコンサルタントにおすすめの資格(SAP以外)


本記事の信頼性


この記事を書いている人(=SAPFI)は

  • 外資系コンサルティングファーム4年勤務
  • SAP認定コンサルタント資格を3つ保持(FI, MM, SD)
  • SAPコンサルタント歴2年
  • SAPエンジニア歴2年


結論から言うと、難易度は高いですがSAP認定コンサルタント資格を独学で取得することは可能です。


なぜなら、私は2019年に「社内に過去問が用意されていないSAP認定コンサルタント資格」を独学で取得できたからです。


☑読んでほしい人

  • SAP認定コンサルタント資格を取得したい方
  • 業務システム導入の知識を体系的に学習したい方
  • 現場で活用できる業務システム導入のスキルを身に付けたい方


記事の手順で独学することで、現場で求められる最低限の知識とスキルを身に付けることができます。


独学はたまにつらいですが、SAP導入プロジェクトで活躍できると昇進・転職して年収アップにもつながるので頑張りましょう(´▽`)


それでは、さっそくまとめていきます。


※0円のプログラミングスクールという近道
最近は業務システム導入が学べるプログラミングスクールも増えており、最初の基礎を身につけるならTechAcademyの方が早いかもです。
TechAcademyは1週間の無料体験があるので、これを使って業務システム導入の基礎を学ぶのもありですね。
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この記事の目次は以下の通りです。



1. SAP認定コンサルタント資格概要

1. SAP認定コンサルタント資格概要


SAP認定コンサルタント資格について、以下の順で解説します。



「まずSAP認定コンサルタント資格に合格する方法を確認して、その後に独学したい。」


その場合、以下の過去問による学習方法を是非ご覧ください。
>>3-1-4. 試験1週間前に過去問を用いて一気に復習し、本番に臨む | SAP転職


1-1. SAP認定コンサルタント資格の特徴


SAP認定コンサルタント資格の特徴は以下の4つです。



  • プロジェクトに入る際に有利
  • →認定資格が無くてもプロジェクトに入ることは可能ですが、同程度のSAP経験がある二人のSAPコンサルタントがいた場合、認定資格がある方から優先的にプロジェクトに呼ばれます。

  • SAPのバージョンに依存する
  • →バージョンが古いとプロジェクトで活用できる場面が少なくなるので、これから認定資格を取得する場合には、2040年まで使われると公式発表されているSAP S/4 HANAの認定資格を目指すことがおすすめです。

  • 特定の業務について体系立てた知識が得られる
  • →例えばSD(販売業務)モジュールであれば、受注→出荷→請求と言った一連の業務の流れに合わせてシステムの操作方法を学習できます。

  • 転職で有利
  • →資格とその分野での3年程度の実務経験があれば、人月100万以上の単価でプロジェクトに入ることが可能です。


  • 「そもそもSAPコンサルタントって何?」
  • 「SAPコンサルタントはどのモジュールのスキルをつけると有利?」


それぞれ以下の記事で解説していますので、記事を是非ご覧ください。



以下、SAP認定コンサルタント資格について詳しく解説します。


1-2. SAP認定コンサルタント資格の種類


SAP認定コンサルタント資格は以下の3種類あります。



1-2-1. アプリケーションコンサルタント(SAP Certified Application Associate)


特定の業務プロセスに合わせたSAPシステムのコンフィグ設定、使い方に精通したSAPコンサルタントとして認定を得ることが出来ます。


クライアントの業務改善をするビジネスコンサルタント向けの資格です。


具体的には、主に以下の業務プロセスについての資格が用意されています。



  • FI・COモジュール - 会計管理
  • SDモジュール - 販売管理
  • MMモジュール - 在庫/購買管理
  • PPモジュール - 生産計画管理
  • BWモジュール - ビジネスウェアハウス


1-2-2. デベロップメントコンサルタント(SAP Certified Development Associate)


様々なツールや開発手法を用いて、高度なアプリケーション開発に精通したSAPコンサルタントとして認定を得ることが出来ます。


ABAPコーディングや詳細設計書(Technical Specification)の作成をするSAPエンジニア向けの資格です。


具体的には、Fiori アプリケーション開発などについての資格が用意されています。


1-2-3. テクノロジーコンサルタント(SAP Certified Technology Associate)


システム管理の問題点に対する技術的な解決方法に精通したSAPコンサルタントとして認定を得ることが出来ます。


SAP NetweaverやSAP HANAの設定に精通したSAPのBASISコンサルタント向けの資格です。


具体的には、SAP HANA 2.0などのデータベースの取り扱いなどについての資格が用意されています。


1-3. SAP認定コンサルタント資格の料金


SAP認定コンサルタント資格の受験資格は6万円前後で購入でき、一度の購入で12カ月間で最大6回受験することができます。


同一の試験は6回中3回まで再受験できます。3回不合格の場合は次のリリースまでは受験できません。


受験料は、会社に所属していれば会社に負担してもらえることが多いので、社内の制度をご確認ください。


「外部からスキルアップのために受験したいんだけど、高いなぁ…。」


「受験料が高い」ため、基本的にはSAPコンサルタントに転職して会社に負担してもらいつつ独学することが一般的です。


未経験からSAPコンサルタントに転職できる理由と方法をまとめた以下の記事をぜひご覧ください。


SAPコンサルタントに未経験で転職できる理由と方法←成功事例あり


※IT業界で働く方や、経理や調達などの業務経験がある方は未経験でも転職しやすいです。


1-4. SAP認定コンサルタント資格の受験方法


SAP認定コンサルタント資格の受験方法は2020年以降、SAP Certification Hub(エスエーピー サーティフィケーション ハブ)というウェブサイトを使った、リモート受験のみです。


ネット接続できるパソコンを用いて、周りに人がいない個室(ご自宅や勤務先の会議室など)でオンライン受験します。

注意事項


  • 電話やチャットツールを使用して試験監督と英語でコミュニケーションが必要です。
  • テクニカルサポートなども全て英語です。
  • 試験内容には、英語で口頭で答える設問はありません。


試験監督とのコミュニケーションに不安を感じる方は「試験当日の流れ」を確認し、試験に備えてください。


参考:Certification in the Cloud Program 試験当日の流れ


※補足
2016年頃までは、日本全国にあるPearson VUE(ピアソンビュー)と呼ばれるテストセンターに行って資格試験を受ける選択肢のみでしたが、廃止されました。


SAP社からの公式の発表↓

【重要】Pearson VUE会場 受験提供終了のお知らせ
SAP Certification Hubへ試験提供方法の移行に伴い、現在提供中 のPearson VUE会場での認定資格受験は2019年12月末をもって終了いたします。


2. SAP認定コンサルタント資格の難易度

2. SAP認定コンサルタント資格の難易度


SAP認定コンサルタント資格は、精度の高い過去問があれば10時間程度の勉強時間でも合格可能ですが、過去問がない場合には非常に難しいです。


なぜなら、物理的に数か月で学習しきれる量ではないからです。


具体的には、SAP認定コンサルタント資格の学習資料はドイツ語を英訳した後に和訳したちぐはぐな日本語で、分量はA4用紙を広辞林程度まで積み上げた厚さがあります。


3. SAP認定コンサルタント資格の勉強方法

3. SAP認定コンサルタント資格の勉強方法


SAP認定コンサルタント資格の勉強方法は以下の3種類です。



  1. 独学する
  2. 現場で実際にシステムを取り扱う
  3. アカデミーに通う


3-1. SAP認定コンサルタント資格の勉強方法①: 独学する


SAP認定コンサルタント資格の勉強方法①は、以下の手順で独学することです。



3-1-1. 独学ステップ①: 出題範囲、合格ラインをSAP公式サイトで確認


SAP認定コンサルタント資格の試験のコードをSAP公式サイトで確認して、出題範囲と合格ラインを確認しましょう。


なぜなら、出題範囲と合格ラインがわからなければ、全量と何問正解を目指すのか判断できないからです。


具体的には、ビジネスコンサルタントが受験する「アプリケーションコンサルタント」の資格の場合には、80問を3.0hで回答し、63%以上の正答率であれば合格となることが多いです。


SAP社公式の最新の試験一覧から、出題範囲と合格ラインを確認しましょう。
>>Certification Validities | SAP Training


3-1-2. 独学ステップ②: SAPラーニングハブで動画コンテンツを学習


SAPラーニングハブで自分が資格を取得したい資格に該当する「e-learning」と言うコースを検索し、動画によるSAPシステム操作画面を見て、操作方法を学習しましょう。


なぜなら、文字を読む学習よりも実際の画面を見て操作方法が頭に残りやすく、のちに自分で扱えるからです。


具体的には、SD ( 販売管理 ) モジュールであれば「受注→出荷→請求」と言った基本的な業務フローに沿った操作と、関連するt-cd(トランザクションコード)を覚えます。


☑補足
SAPラーニングハブの利用料は年間ライセンス契約で356,016円と高額なので、会社負担でライセンス取得が出来るか会社に確認しましょう。


3-1-3. 独学ステップ③: トレーニング環境のSAPシステムで手を動かして確認しつつ、操作方法を覚える


社内でSAPトレーニング環境が提供されている場合には、SAPシステムで手を動かしながら学習し、操作方法を覚えましょう。


なぜなら、資格を取っただけの状態でSAPシステムの操作方法がわからないと現場で活用することが難しいからです。


具体的には、まず動くようにするための最低限のコンフィグ設定と、一番簡単な業務フローの実装を自分でしておくと現場でのキャッチアップが早くなります。


「トレーニング用の実機環境が社内で用意されていない場合にはどうする?」


以下のレンタル環境の利用をご検討ください。(自分で環境構築するとライセンス料やサーバー代などかなりのお金がかかるため、レンタルがおすすめです。)


【無料あり】SAPの自習ができるSAP環境14選【最高品質あり】


「外部からスキルアップのために受験したいんだけど、教材費も実機のレンタル料金も高いなぁ…。」


「教材費が異常に高額」「実機の料金が高額」なため、基本的にはSAPコンサルタントに転職して会社に負担してもらいつつ社内の実機環境で独学することが一般的です。


未経験からSAPコンサルタントに転職できる理由と方法をまとめた以下の記事をぜひご覧ください。


SAPコンサルタントに未経験で転職できる理由と方法←成功事例あり


※IT業界で働く方や、経理や調達などの業務経験がある方は未経験でも転職しやすいです。


※フリーランスとして働く場合も、企業で数年は経験を積みつつ案件の人脈を作ってから独立することが一般的です。


3-1-4. 独学ステップ④: 試験1週間前に過去問を用いて一気に復習し、本番に臨む


社内で精度が高い過去問が用意されている場合には、試験1週間前に社内の過去問を復習&暗記して本番に臨みましょう。


社内に過去問がない場合には、Googleで「試験コード answer」で検索して過去問サイトから購入するのもありです。(例えば「C_TS450_1909 answer」で検索。)


具体的には、私は2019年以下の過去問サイトで5,000円程度で過去問を購入し、あるSAP認定試験に合格しました。
>>Test Valid

☑補足
試験は2017年に作られたもので、2019年時点での精度は9割以上、英語の過去問のみでした。
活用は自己責任でお願いします。筆者は過去問が原因での試験の合否には一切の責任を負いません。


「SAPコンサルタントが認定資格を活かして転職するならどの転職サービスがベスト?」


以下の記事で、SAPコンサルタントが年収を数百万アップさせるのに最適なビズリーチの評判と、私が利用した体験談を紹介しておりますので記事を是非ご覧ください。


【SAPコンサル向け】ビズリーチの評判・口コミ【悪評もあります】


「転職エージェントって何?メリット・デメリットは?」


無料で使える「推薦状(コネ)の作成を代行してくれる」転職支援サービスです。メリット・デメリットをまとめた以下の記事を是非ご覧ください。


【実際に使ってわかった】転職エージェントのメリット7つとデメリット3つ


3-2. SAP認定コンサルタント資格の勉強方法②: 現場で実際にシステムを取り扱う


SAP認定コンサルタント資格を取るため、プロジェクトに入って実務を通じて基本的なSAP用語の意味や、業務に合わせたシステムの使い方を身につけましょう。


現場でSAPを独学する方法については、SAPコンサルタント・SAPエンジニアの方向けにそれぞれ以下の記事を是非ご覧ください。


【本質】SAPの独学方法を解説←高いスキル=心の安定と年収アップ


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3-3. SAP認定コンサルタント資格の勉強方法③: アカデミーに通う


アカデミーでは実際にSAPシステムを手で動かしながら講師の説明をうけながら学習できます。


ただし、100万円程度かかるので、資金に余裕がある人だけしか利用できません。


理由は以下の通りです。



  • 会社が費用を負担してくれるとしても、すでにマネージャー以上の役職についている人だけだから
  • 自費で通うとしても、その間会社などでの仕事は出来ないことも前提として資金を持った個人に限られるから


「どちらにも該当しない」と言う場合には、SAPラーニングハブを用いた学習に切り替えるか、他の資格取得を目指すことがおすすめです。


4. SAPコンサルタントにおすすめの資格(SAP以外)

4. SAPコンサルタントにおすすめの資格(SAP以外)


SAPコンサルタントにおすすめの資格を、「SAP認定コンサルタント資格以外」で以下の分類で紹介します。



4-1. SAPコンサルタントにおすすめの資格: 基礎編


学習時間100時間程度で取得できる資格は以下の通りです。SAPコンサルタントの基礎教養に当たるので、SAPコンサルタントになったらどれか一つは取っておきましょう。



  • Toeic700点以上
  • 簿記二級
  • 基本情報技術者
  • G検定


4-2. SAPコンサルタントにおすすめの資格: 応用編


学習時間300時間~600時間程度で取得できる資格は以下の通りです。どれか一つを取れば転職時にアピールできるので、一つ取れればある程度安心ですね。



  • Toeic900点後半
  • 簿記一級
  • 応用情報技術者
  • 中小企業診断士


4-3. SAPコンサルタントにおすすめの資格: エキスパート編


学習時間600時間以上で取得できる資格は以下の通りです。「自分はこの道で稼いでいく」と決めた領域があれば挑戦するのもありですね。



  • TOEFL100点以上
  • 税理士
  • 公認会計士


5. SAP認定コンサルタント資格のまとめ

5. SAP認定コンサルタント資格のまとめ


本記事のまとめは以下の通りです。


本記事のまとめ


  • SAP認定コンサルタント資格は受験料も教材も高額なので、基本的に会社負担で受験することがおすすめ
  • SAP認定コンサルタント資格は合格するだけなら過去問で十分だが、転職で生かすためには資格と同じ内容で3年程度の実務経験が必要


SAP業界では独学すればすぐに専門性を作ることができるので非常にコスパが良いです。


具体的には、単一モジュール、単一の業界で2年 ~ 3年ほど経験を積みつつ独学を進めれば、即戦力で年収アップの転職も可能です。


可能性を知らずに行動しないで後悔するより、まず動いて知る事が大事。


この記事を読み終えて、すぐに独学を開始しましょう!


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